中国北方における海上生簀養殖のメリットについて
――中国大連富谷水産有限公司総経理 呂永軍
 

 

皆さん、こんにちは!

    春光うららかな五月晴れのこの爽やかな季節に、中、日、韓三国の第四回養殖ふぐシンポジウムが下関で盛大に開催されることになりました。主催者の一人として、中国大連富谷水産有限公司を代表致しまして、ご臨席の皆様にこころから敬意を申し上げます。

また、皆様方におかれましては、ご健勝ご多幸、そしてご隆盛のこととお慶び申し上げます。

当社は、数年に渡り、水産養殖に従事してきた専門企業です。種苗水槽8000M3、近代的養殖場4.6M3、土池5平方KM、海上小割生簀2000個あまり、海上養殖場等生産場も9軒保有しております。フグ、ヒラメ、ヒラマサ、スズキ、日本車えび、ナマコなど10種類以上の魚種を種苗育成し、養殖することができ、そのうち<緑水>トラフグは当社の主要な商品です。当社の養殖漁場は2003年に国家農業部により<環境保護水産地>と認定され、中国最大のフグ養殖基地です。商品の付加価値をつけるために、当社は欧州共同体(EU)が定めた基準に準拠して冷凍加工工場の建設中であり、主にフグ、ヒラマサ、サバなどの魚類加工を行う予定です。

当社は、1996年にフグの養殖を開始いたしましたが、9年間の養殖の歴史を振り返って見ますと、小規模から大規模へ、土池養殖から海上小割生簀養殖へ、と発展させてきており、現在では、中国北方地方において、いち早く、フグの海上小割養殖を採用して、成果をあげてきています。

一、地理、環境の優位性

当社は辽東半島の南端にあり、ひろびろとした黄海に面して、古くからふぐの生息地方に位置します。温帯気候の影響で、人工でふぐを養殖するには、どうしても越冬期は避けられません。種苗の育成は土池でおこないますが、生態養殖に近い低密度飼育を行っています。中間の越冬期には、工場で養殖しています。この二つの工程においては、人工的な環境で育成されて、約一年間を経た後、海上の小割生簀へ移動して、1525度の水温の中で管理され、五ケ月間養殖されます。このような養殖方法は、ふぐの成長条件に適しているので、ふぐはサイズだけではなく、品質も向上いたします。4年間の海上小割生簀養殖によって、良好な成果があがっています。中国北部地方、特に黄海周辺の海域と優位な地理的な立地条件は養殖業者にとって、最高の投資環境になります。中国北部地方の生簀によるふぐの養殖は、スタートが遅れたため、規模はそれほど大きくありませんが、発展のための潜在力は十分にあります。政府関係部門は合理的な漁業分配、適切な密度、海域の良好な生態環境を維持するように

いろいろな措置を実施してきました。技術そして管理を重視して、ふぐの海上生簀養殖産業を発展させ、拡大させることを目指しています。

本信息共2页,当前在第1页  1  2  

   
下一篇:没有了